RPAツールのメリットとデメリットをご紹介していきます。
RPAツールは開発が容易、扱いやすいなどいい点に目が行きがちですが、当然デメリットも存在します。
デメリットに対してしっかりと対策しておくことで、スムーズに導入に進むことが出来ます。
メリット
- 人員不足を補える
- ヒューマンエラーがなくなる
- 付加価値の高い業務に専念できる
メリットとしては日本が今後抱える問題である労働人口減少によっておこる人員不足を補うことが出来ます。
人間だと一人当たりの労働時間には限りがありますが、それに対してロボットは24時間365日休みなく稼働することが出来て、さらに人間が処理する速度に比べて格段に速くミスが起こりません。
その為、ルーティンワークから解放され、余裕をもって人手が必要な業務に専念することが可能になります。
デメリット
- ソフトウェアのバージョンアップやシステム改修などで正常に動いていたロボットが誤作動してしまうことがある
- 災害時やシステム障害の際の業務停止
- 業務がブラックボックス化してしまう
システム導入にデメリットはつきものですが、それでも業務効率化の為にRPAツールは非常に力を発揮してくれます。
その為、デメリットにあらかじめ対策を練っておくと安心して導入することが出来ます。
システム障害が起きた際についてはシステムのバックアップを取り、業務を継続できるような仕組みを構築しておきましょう。
ブラックボックス化については業務のプロセスを誰が見てもわかるようマニュアル化しておき、担当者の間で共有できる環境を整えておくことも必須です。
導入検討の際にメリットを最大限発揮できるような体制と、デメリットをカバーできるような体制を整えておくことで、安心して導入までのステップに進めるのではないでしょうか。