RPAソフトはプログラミングの技術が無くても使用できるというのがウリではありますが、
現実問題として、詳しく調べていくとロボット作成は難易度が高い、結局簡単なロボットしか作れなかったという声もきくことがあります。
結局のところどうなのかをご紹介していきます。
RPAについてはこちら
ロボット作成が難しい理由
RPAは簡単といえる人は、SEやプログラマーなど専門知識がある人に限られてきます。
そういった人たちにとっては、面白くないものだと言われます。
知識がある人にとっては、プログラミング言語を使用して、同じ結果を出すことは可能です。
しかし、それを毎回行っていては時間がかかりますし、エラー時に対応できる人は限られてしまいます。
RPAの特徴として、プログラミング言語を使用しないで、アクティビティをクリックしたりすれば、自動化のプログラムが作成できるというものです。
アクティビティを繋げていくことで、PCの内部ではプログラミングと同じ処理が行われているということになります。
ここが難しいと感じられるところでもあります。
自社でのやり方をもとにロボット作成を行っていく際にマニュアルがないからです。
次はこうしてくださいと誰も教えてはくれません。
終始、自分たちが考えたシナリオ通りに作成していくことになります。
プログラミング言語は必要ないですが、ソフト自体の使い方はしっかりと覚える必要があります。
実際にRPAソフト自体が難しいわけではなく、ソフトの使用方法を覚えなくてはいけないのが、煩わしいというところです。
使い方さえ攻略できれば、使用することは可能です。
社内にプログラミングの知識がある人などがいれば、手伝っていただきたいです。
導入の際にRPAチームを発足してほしい理由にもなってきます。
ひとりでは難しいものでも、システム部門や知識のある人の力を借りることが出来れば、スムーズに進んでいきます。
万が一社内にそういった人がいない場合であれば、RPAベンダーの力を借りましょう。
使い方をしっかり把握できるかどうかは、導入成功のカギであるといっても過言ではありません。
RPAは難しいからやめておこう!ではなく、難しいといわれるところを理解した上で、解決法を準備しておくとRPA導入後の開発をスムーズに進めていくことが出来るようになります。